他のモジュール(.py)を参照して使うにはインポートが必要。インポートの記述色々。
import importable import importable1, importable2, ..., importableN import importable as preferred_name from importable import object as preferred_name from importable import object1, object2, ..., objectN from importable import (object1, object2, object3, ..., objectN) from importable import *
as を使うことで別名を指定できる。from を使うことでモジュール名の修飾なしで参照できる。* は「非公開でないもの全て」を意味する。モジュールに __all__ というグローバル変数があれば、そのリストに含まれているオブジェクトをインポート。なければ、名前の先頭が _ になっているものを除くオブジェクトをインポート。
>>> import os.path as path >>> path.basename("C:\dvds-sql.py") >>> from os.path import basename >>> basename("C:\dvds-sql.py")
インポートの記述位置は、
- .pyファイルの冒頭
- shebang行(#!の行)より後
- モジュールのドキュメントの後
インポートの標準的な順序は、
- 標準ライブラリモジュール
- サードパーティライブラリモジュール
- 独自モジュール
モジュールが存在するかは、実際にインポートすれば確認できる。存在しなければ、ImportError 例外が起きる。モジュールを検索するパスは、sys.path に格納されている。
>>> import sys >>> sys.path ['C:\\Python32\\Lib\\idlelib', 'C:\\WINDOWS\\system32\\python32.zip', 'C:\\Python32\\DLLs', 'C:\\Python32\\lib', 'C:\\Python32', 'C:\\Python32\\lib\\site-packages']