Chromeで範囲選択したテキストをDeepL翻訳で翻訳する
概要
Google翻訳を超える翻訳の精度と噂されるDeepL翻訳を使う際、わざわざDeepL翻訳のページを開いてテキストを入力するのは手間がかかります。 Google翻訳には選択範囲をGoogle翻訳で翻訳するChrome拡張機能がありますが、DeepL翻訳はまだ無いようです。 しかし、Chrome拡張機能「Selection Search」を使えば範囲選択した範囲を翻訳させることができます。 この記事では、「Selection Search」を使用してDeepL翻訳を使用する方法を説明します。
目次
確認環境
- Google Chrome 80.x
- Selection Search 0.8.55
解説
目指している状態は次の画像のとおりです。テキストを範囲選択し、メニューで en -> ja (英語から日本語に翻訳) 、ja -> en (日本語から英語に翻訳)を選択するとDeepLのページが開き翻訳が行われます。
まず、Chrome 拡張機能 Selection Search を追加します。
次に、Selection Search のオプションを変更します。オプションは次の画像のメニューから開けます。アドレスバーに chrome-extension://gipnlpdeieaidmmeaichnddnmjmcakoe/options/options.html
を貼り付けてもオプションが開けます。
オプション項目の Search engines を編集します。#en/ja/
や #ja/en/
で翻訳元言語と翻訳先言語を指定しています。
ここまででも構いませんが、お好みに合わせて以下の設定を変えるとよいでしょう。
Popup Menu を Auto にするとテキストを範囲選択するだけでメニューが開きます。範囲選択するだけでメニューが開くと邪魔な場合は、Mouse Click などを選択すると良いでしょう。
Other Options には Open search in new tab (新しいタブで検索結果を開く)設定があります。他にも設定があるので、色々と試しつつお好みの設定を探してみると良いと思います。