FaceRig + 恋声 + Skype で映像と音声を変換して通話する

概要

FaceRig + Live2D Module を使えばイケメン・美少女キャラクターに成り替わることができます。 恋声を使えばマイク入力の音声を変換して女声・男声に替えることができます。 これらと Skype を組み合わせれば、姿と声を変えて通話することができます。

FaceRig + Live 2D Module は合わせても 2000 円弱、恋声は無料。 いずれも Windows 用のソフトウェアです。 MacBook Pro で試したいと思い、VMware Fusion 8 で動いている Windows 10 に環境構築しました。

確認環境

参考情報

解説

映像の設定、音声の設定、映像と音声を組み合わせて Skype に出力する手順で構築する。

仮想マシンのカメラを有効にする

  1. 仮想マシンをシャットダウン
  2. 設定からカメラを追加

以下、設定からカメラを追加する手順。

FaceRig をインストールする

  1. Windows 10 を起動
  2. Steam, The Ultimate Online Game Platform から Steam をダウンロードして、インストール
  3. Steam を起動して FaceRig と Live2D Module をインストール
  4. FaceRig を起動する
    • LAUNCH しようとするとエラーが表示されるので、OPTIONS から設定を変更 (DX11 ではなく DX9 を使用)
  5. アドバンス UI に変更する
  6. 高度なトラッキングの設定から、カメラデバイスの指定を変更
    • VMware Virtual USB Video Device
  7. アバターの設定を変更
  8. 自動調整を実行
    • 頭ポーズの(早い)自動調整
    • 表情の(早い)自動調整

以下、画像で手順を説明する。

Steam で FaceRig と Live2D Module をインストール。

FaceRig を起動。

アドバンス UI に変更。

カメラデバイスの指定。

アバター設定。

自動調整。

以上で映像の設定は完了。

仮想サウンドカードをインストールする

  1. NETDUETTO をダウンロードして、インストール

恋声 (無料ボイスチェンジャー) をインストール

  1. サービス終了のお知らせ をダウンロードして、インストール
  2. 恋声を起動
    • koigoe(x64).exe を実行
  3. バイス設定を変更
  4. 入力をマイクに設定
  5. 声質を調整
    • お好みに
  6. 起動したままにする

バイス設定を変更。

FaceRig のサウンド設定を変更

  1. 入力を仮想サウンドカードに変更

以上で音声の設定は完了。

Skype の設定

  1. FaceRig の仮想デバイスに映像を出力させる
    • ブロードキャストに切り替え
  2. 映像は FaceRig の仮想デバイスから入力、音声は仮想サウンドカードから入力にする

FaceRig の仮想デバイスに映像を出力させるには、ブロードキャストに切り替える。 リップシンクに切り替えると音声に合わせて口が動くようになる。

Skype の映像と音声の入力を変更する。