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GPIO 操作するプログラムを macOS で開発する

概要

macOS 環境で RPi.GPIO モジュールを使用します。 macOS 環境では GPIO が存在しないため、エミュレーターを使用します。 なお、エミュレーターは自作です。

確認環境

参考情報

前回の記事

nosix.hatenablog.com

解説

Raspberry Pi には RPi.GPIO モジュールがインストールされているが、macOS 環境にはインストールされていない。 例えば、以下のプログラムを macOS 環境の PyCharm で作成すると No module named RPi とのエラーメッセージが表示される。

hello_gpio.py

from time import sleep

import RPi.GPIO as GPIO

GPIO.setmode(GPIO.BCM)
GPIO.setup(25, GPIO.OUT)

while True:
    GPIO.output(25, GPIO.HIGH)
    sleep(0.5)
    GPIO.output(25, GPIO.LOW)
    sleep(0.5)

macOS 環境に RPi モジュールをインストールする代わりに RPi モジュールのエミュレーター(もしくは、シミュレーター)を探した。 いくつか見つかったが、モジュール名を変更しなければいけないなど、ソースコード(上記の例では hello_gpio.py)に全く手を入れずに使えるものではなかった。そこで、RPi モジュールのエミュレーターを自作した。

github.com

RPi.GPIO エミュレーターをインストールする

GitHub にある Python パッケージを pip を使って仮想環境にインストール。

mac:~ nosix$ source ~/pyenv/python3/bin/activate
(python3) mac:~ nosix$ 
(python3) mac:~ nosix$ pip install git+https://github.com/nosix/raspberry-gpio-emulator/
Collecting git+https://github.com/nosix/raspberry-gpio-emulator/
  Cloning https://github.com/nosix/raspberry-gpio-emulator/ to /private/var/folders/kz/wv_kdss90634rlck2k9d852m0000gn/T/pip-6akufwi3-build
Installing collected packages: RPi
  Running setup.py install for RPi ... done
Successfully installed RPi-0.1.0

インストールが完了するとエラーは消える。

macOS 環境、Raspberry Pi 環境のいずれでも変更なしで実行できる。

macOS 環境で実行した場合には、エミュレーターが起動されてピンの状態を表示。

Raspberry Pi 環境で実行した場合には、GPIO が操作される。

なお、エミュレーターの UI が気に入らない場合には、自作 UI に差し替えられる設計になっている。 また、各 GPIO の状態変化を監視するプラグインを追加できる様になっている。