Windows 10 でパーティションサイズを変更する

※1 : 2017.07.22 追記/修正

概要

VMware を使用しているとディスクサイズを自由に変更することができます。 ディスクサイズを増やした時に C ドライブのパーティションサイズを拡張することになりますが、 回復パーティションが存在するために拡張できません。 本記事では、回復パーティションを移動して、パーティションサイズを拡張する方法を説明します。

私の環境(下記の確認環境)にて実施して確認した手順です。 他の環境にて動作を保証するものではありません。 他の環境のサポートは致しかねます。(※1)

確認環境

  • Windows 10 Pro
    • バージョン 1607 (※1)
    • OS ビルド 14393.479 (※1)
  • VMware Fusion 8.5.8 (※1)

参考情報

解説

全体の手順は以下の通り。

  1. 回復パーティションにドライブレターを割り当てる
  2. 回復イメージを保存する
  3. 回復パーティションを削除する
  4. 回復ドライブを作成できないことを確認する
  5. C ドライブを拡張する
  6. 新規パーティション(回復パーティションになる)を作成する
  7. 回復パーティションに設定する
  8. 回復パーティションのドライブレターを削除する
  9. 回復ドライブを作成できることを確認する

コマンドは全て管理者として実行する。

回復パーティションにドライブレターを割り当てる

回復パーティションにドライブレター R を割り当てる。

C:\WINDOWS\system32>diskpart

Microsoft DiskPart バージョン 10.0.14393.0

Copyright (C) 1999-2013 Microsoft Corporation.
コンピューター: XXX

DISKPART> list disk

  ディスク      状態           サイズ   空き   ダイナ GPT
  ###                                          ミック
  ------------  -------------  -------  -------  ---  ---
  ディスク 0    オンライン            64 GB    29 GB

DISKPART> select disk 0

ディスク 0 が選択されました。

DISKPART> list partition

  Partition ###  Type                Size     Offset
  -------------  ------------------  -------  -------
  Partition 1    プライマリ              500 MB  1024 KB
  Partition 2    プライマリ               33 GB   501 MB
  Partition 3    回復                 450 MB    33 GB

DISKPART> select partition 3

パーティション 3 が選択されました。

DISKPART> assign letter=R

DiskPart はドライブ文字またはマウント ポイントを正常に割り当てました。

DISKPART> exit

DiskPart を終了しています...

回復イメージを保存する

R ドライブに隠されている回復イメージ Winre.wim を参照できるようにした後に、コピーする。

C:\WINDOWS\system32>attrib R:\Recovery\WindowsRE\Winre.wim -h -s -r

C:\WINDOWS\system32>copy R:\Recovery\WindowsRE\Winre.wim C:\
        1 個のファイルをコピーしました。

回復パーティションを削除する

ドライブレターを削除した後にパーティションを削除する。 ドライブレターの削除を忘れると、後で同じドライブレターを使用できなくなるので注意。

C:\WINDOWS\system32>diskpart

Microsoft DiskPart バージョン 10.0.14393.0

Copyright (C) 1999-2013 Microsoft Corporation.
コンピューター: XXX

DISKPART> select disk 0

ディスク 0 が選択されました。

DISKPART> select partition 3

パーティション 3 が選択されました。

DISKPART> remove letter=R

DiskPart はドライブ文字またはマウント ポイントを正常に削除しました。

DISKPART> delete partition override

DiskPart は選択されたパーティションを正常に削除しました。

DISKPART> exit

DiskPart を終了しています...

回復ドライブを作成できないことを確認する

以下に示す手順により回復ドライブを作成できないことを確認する。

回復パーティションが削除された状態で回復ドライブの作成を行うと以下の結果となる。

C ドライブを拡張する

回復パーティションのサイズを覚えておく。

ドライブ C のパーティションを拡張する。回復パーティションのサイズ分だけ残す。

回復パーティションの領域を残して拡張した結果。

新規パーティション(回復パーティションになる)を作成する

新規パーティションを作成し、R ドライブとして設定する。

C:\WINDOWS\system32>diskpart

Microsoft DiskPart バージョン 10.0.14393.0

Copyright (C) 1999-2013 Microsoft Corporation.
コンピューター: XXX

DISKPART> select disk 0

ディスク 0 が選択されました。

DISKPART> create partition primary

DiskPart は指定したパーティションの作成に成功しました。

DISKPART> format quick fs=ntfs

  100% 完了しました

DiskPart は、ボリュームのフォーマットを完了しました。

DISKPART> assign letter=R

DiskPart はドライブ文字またはマウント ポイントを正常に割り当てました。

DISKPART> exit

DiskPart を終了しています...

回復パーティションに設定する

R ドライブにフォルダを作成し、回復イメージを配置する。 回復イメージの場所を設定し、有効化する。

C:\WINDOWS\system32>md R:\Recovery\WindowsRE

C:\WINDOWS\system32>copy C:\Winre.wim R:\Recovery\WindowsRE
        1 個のファイルをコピーしました。

C:\WINDOWS\system32>C:\Windows\System32\reagentc /setosimage /path R:\Recovery\WindowsRE /index 1
ディレクトリは次に設定されています: \\?\GLOBALROOT\device\harddisk0\partition3\Recovery\WindowsRE

REAGENTC.EXE: 操作は成功しました。

C:\WINDOWS\system32>C:\Windows\System32\reagentc /enable
REAGENTC.EXE: 操作は成功しました。 (※1)

回復パーティションのドライブレターを削除する

設定は完了したため、ドライブレターは削除する。 回復パーティション(id=27)に設定する。

C:\WINDOWS\system32>diskpart

Microsoft DiskPart バージョン 10.0.14393.0

Copyright (C) 1999-2013 Microsoft Corporation.
コンピューター: XXX

DISKPART> select disk 0

ディスク 0 が選択されました。

DISKPART> list partition

  Partition ###  Type                Size     Offset
  -------------  ------------------  -------  -------
  Partition 1    プライマリ              500 MB  1024 KB
  Partition 2    プライマリ               63 GB   501 MB
  Partition 3    プライマリ              451 MB    63 GB

DISKPART> select partition 3

パーティション 3 が選択されました。

DISKPART> remove letter=R

DiskPart はドライブ文字またはマウント ポイントを正常に削除しました。

DISKPART> set id=27

DiskPart は、パーティション ID を設定しました。

DISKPART> exit

DiskPart を終了しています...

回復ドライブを作成できることを確認する

「回復ドライブを作成できないことを確認する」で行った手順を行う。 成功していれば以下の結果になる。